平井さんと浜岡住民との対話(2)

この対話について

原子炉にくっついている配管がもたない

 地震が起きた場合、いわゆる原子炉、これは一番みんな 問題にするんですね。耐震設計の見直しとか、何とかいっ ている。私が言うのは、それ以前。原子力発電所の中で人 間の体でいう血管ね。これと同じくらいある配管。これが 持たないんですよと言うんです。

 私も、これは非常にみなさんに怒られたんですが、「地 震だったら、原発いうのはそんなやわなものではないよ」 というような話をしてたんです。辞めてからも。「地震に は絶対自信があるよ、原発というのは」。でも、阪神大地 震を見にいって、「こりゃだめだ。こりゃ持たないな」と 本当に実感したんですね。「こりゃ、原発というのは、と ってもじゃないが地震に耐えられない」と。原子炉そのも のは上下や横揺れするかもしれない。でもそれに全部配管 がくっついているんです。配管が。これがもう持たない。 

 日本の科学技術というのは、大したもんじゃないんです よ。でも、今の原発論争そのものが机上の空論、机の上だ けの話なんですよ。原発そのものを見たことがないのに、 「原発反対」っていっている学者にしても、「推進だ」と いっている学者にしても、じゃ原発の中を自分で手で触っ て、目で見て、自分が被曝をしながらやったことがあるの か、そういう経験はみんなないんですよ。

 私も原発反対言っている学者の先生たちをたくさん知っ ているんですが、私、言うんです。「あんたたち、いい度 胸している」と。「見たことがないものを、どのようにし て安全だとか危険だといって話が出来るんだ」と。 

 私が危険だと言うのは、自分が工事をやって、「浜岡原 発の一号機、二号機の、いわゆる配管サポートはこういう ふうだ」と。自分がやっているから言えることであって。

 やはり、この浜岡原発いうのは、大きな東海地震が今日 か、明日かといわれている。今、一番心配なのが浜岡原発 なんです。今すぐにでも運転を止めて閉鎖して、それから 何十年と置いて、それから廃炉解体しなくちゃ。このまん まじゃ、今に取り返しのつかないことが起きてしまうと思 う。さあ、みなさんどうするか、いうことですね。


  

原子力発電がなくても暮らせる社会をつくる国民会議
http://members.at.infoseek.co.jp/genpatsu_shinsai/

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